素焼きティーポットのミルクティーでハノイの冬をほっこり過ごそう

10ウォンパン、ピーチエッグタルト、手絞りレモンティーなど、食のトレンドの移り変わりが激しいハノイで今年の冬、また新たなトレンドが生まれている。吹く風の冷たさが増すこの季節、味については賛否両論あるものの、素焼きティーポット(テラコッタ)のミルクティーがかつてない程の大ブームとなっている。

正式名称は「雲南テラコッタローストミルクティー」。中国原産の雲南紅茶を使用しているためその名がついているが、発祥地はトレンド創造都市ハノイ。まずは小さな素焼きティーポットに水、茶葉、氷砂糖を入れてゆっくり煮出す。お茶が香り立ったら、新鮮な牛乳を注ぎ、最後にドライフラワーやハーブを加える。店舗では炭火または電気コンロが使われており、調理時間は大体5~7分。基本材料に赤リンゴ、クコの実、バラを加えたものが主流だが、異なるドライフラワーやハーブを加えたオリジナルブレンドがある店や、タピオカを加えている店もある。

価格は2人分のセットで8万~9万VND程度が相場。ミルクティーとお茶菓子のセットを12万~15万VND程度で販売し始めた店があり、それが利用客に大好評であったことから今ではほとんどの店がミルクティーとお茶菓子のセットを販売している。店内でいただく場合は、ティーポットのまま提供されるので、自分で小さなカップに注いで味わえる。11月の初旬頃にホアンキエム湖近く、ハンバイ通りにオープンしたハノイ初のテラコッタミルクティーの店舗がどうやら火付け役のようだ。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!

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