ある店のとんでもない「自家製冷蔵庫」がSNSで拡散され話題に

人間の創造力は無限であり、私たちの知らない場所で、日々誰かが想像の斜め上をいくチャレンジを行っている。最近ある店で撮影された「自家製冷蔵庫」の写真がSNS上で拡散され、多くのネチズンがこれについてコメントをしている。

この店の「自家製冷蔵庫」とは、食料販売ケースの中にエアコンが吊り下げられたもの。店主はこの方法で食料販売ケースの内部を冷却し、常温では一日中店先に陳列しておくことのできない商品を傷ませることなく、ディスプレイ販売を続けているという。

これを見たネチズンの反応は「食料販売ケースの真上に熱を発する室外機を置いてしまっては効果がないのでは」「エアコンをずっとつけっぱなしにする電気代の方が高いのでは」「風が直接当たるので、食べ物が乾燥して美味しくなくなるのではないか」「このケースの中の食品は温かいの?冷たいの?」などと心配する声が多いものの、コメントの多くは、実用性はさておき、店主の斬新なアイデアと実行力にただ感心しているといった様子である。

「エアコンの電気代の方が高いのでは」という意見が多かったため補足すると、電力会社各社が公開している情報によれば、一般的な家庭用エアコンを24時間使用した場合の電力消費量は一般的な家庭用冷蔵庫を同時間使用した場合の電力消費量の2倍以上。店主の事情や思惑は不明だが、コストと消費エネルギーを抑えるためにも、そして何よりも食品の安全性を保つためにも、家電はやはり用途と使い方を守った方がよさそうだ。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!

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