写真は(C) NAM TRANから引用
ハノイ市ドンダー区にあるバックマイ病院で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の集団感染が発生し、現時点で国内最大規模となっている。
しかし感染源の患者が判明しておらず感染拡大の恐れがある。
4月2日午後時点で同病院エリアにおけるCOVID-19感染患者は41人。
集団感染が発生したのは3カ所で、それぞれの感染者は◇病院内の食堂が27人、◇神経科が9人、◇熱帯病センターおよび国立心臓血管研究所C4科が5人で、いずれも感染源は不明だ。
熱帯病センターでは看護師の女性2人が感染、またバックマイ病院の食堂受託業者も感染している。
バックマイ病院では医療スタッフに検査を実施したが、上記の看護師以外は全て陰性だった。
感染した看護師のうち1人はCOVID-19のスクリーニング検査の受付をしていたが、その14日前に接触した疑いのある人々には陽性患者は出ていない。
別の1人は旅行から帰宅後に感染が判明したが、利用した航空便の同乗者には陽性患者はいない。
バックマイ病院ではこれまでに、一時閉鎖して感染源を追跡するなどの強力な対策が取られており、COVID-19の患者数は依然として増加しているものの感染スピードは弱まっている。
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