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【ユニクロオープン】ベトナム1号店を世界のユニクロの中心的店舗に

待望の『ユニクロ1号店』12月6日にホーチミンのドンコイ通りにオープン!開店当日は1,000名を越える来場者が訪れ、入場規制による長蛇の列ができた。

開店1時間前には長蛇の列となった。

今回の開店セレモニーにはファストリティリング代表取締役社長である柳井氏も来越、ベトナム初出店および今後の事業展開に対して、大いに期待しているとの見解を語った。

「近い将来、アジアの時代が訪れる。ベトナム発の大きな飛躍に期待したい」と語る柳井氏

「ベトナムは、ホーチミン市は約束された地です。必ず大発展します。」

12月6日にベトナム初となるユニクロ1号店が、ホーチミンのドンコイ通りにオープンした。オープンニングセレモニーでは和太鼓の演奏が行われ、その後、柳井氏によるオープンのあいさつ、そしてテープカットが行われた。オープニングセレモニーで柳井社長は、「ベトナムは、ホーチミン市は約束された地です。必ず大発展します。」と力強くコメント。

1号店オープン直前の店内、来店を待ち構えるベトナム人の店員たち。

9時30分開店に1,000名を越える来場客の長蛇の列ができ、開店後も来場客が増え続けた。また前日5日には、この度の開店セレモニーのためにホーチミンに訪れていたユニクロの親会社であるファストリテイリング柳井会長兼社長の記者会見が行われた。地元を含む多くの報道関係者を前に、ベトナムでの事業の今後の抱負を語った。またこの開店セレモニーは、地元メディアでも大きく取り上げられている。

ノンラーを被ったミッキーマウスは、ベトナムのみのオリジナル商品。

中国をはじめとするアジア諸国、ヨーロッパ、アメリカなど24ヶ国に2000店以上の店舗展開するユニクロは、2016年に国内と海外の出店数が逆転し、今も海外店舗数は増え続けている。

ベトナムらしい広告もある。

『Life Wear』というユニクロが掲げるテーマのもと、日常生活を豊かにするきめ細かで高品質なファッション性の追求、また『everyday low price』をうたう適正価格販売を全店舗で徹底する。

下着や靴下は日常使いするのでとてもありがたい。
靴下は3足で、下着は2着で249,000ドン。

今回のベトナム1号店は東南アジア最大級の3100㎡という圧倒的なフロア面積に加え、ユニクロ商品のフルラインアップとなる。『エアリズム』『ヒートテック』『UV PROTECTION』など、定番の看板商品はもとより、『UT』と称するTシャツコーナーも圧倒的な商品数を有する。

画像をもっていくとオリジナルTシャツをオーダーすることもできる。

またオリジナルTシャツにカスタマイズもできる特殊プリンターも設置されている。

オープン前日の記者会見で出店に対する意気込みと、ベトナムの魅力について熱く語る柳井氏

オープン前日の5日に開かれた共同記者会見では、来越中の柳井社長が挨拶。「これからの時代はアジアが経済発展の中心となり、その中でさらにベトナムが中心地となる」と発言し、ベトナム初出店に対する多大な期待が窺えた。

居心地のいいショッピング空間を演出するために、フロアの各所に緑が配置されている。

またベトナム1号店は、店内商品数が東南アジア1,2位を争うフルラインアップで、これまでにない新しい買い物スタイルの提案するという。例えば、ベトナム人デザイナー制作の竹製オブジェがフロア中央に配され、1階から3階までのフロアを繋ぐ。また店内に設けられたキッズコーナーは、子どもの遊び場にもなっており、壁にはベトナム人作家のカラフルで可愛いイラスト画が描かれている。

冬物も充実のラインナップ。日本への一時帰国や寒い国への旅行の際には大いに助かる。
フロアの一部が、子ども専用の遊べる空間になっている。二台のモニターは指先を使ってお絵かきを楽しむことができる。

さらに柳井氏はベトナムでの事業を通して、ユニクロが世界に羽ばたく企業になるために4つの希望を語った。

  1. 生産拠点でもあるベトナムで作られる商品は、品質が高く、世界中で支持されている。
  2. ベトナム人社員は、例外なく真面目で学習意欲が高い。
  3. 製造から販売まで、エンド・トゥ・エンドの国であるベトナムは、店舗デザイン、品揃え、サービス、すべてトップレベルで世界中のユニクロの中でもトップを目指す存在であること。
  4. ベトナムには優れた人材が多い。近い将来、グーグルやアップルに匹敵する世界的企業が、ここベトナムより出てもおかしくない状況。

「ベトナム人は日本人と国民性が似ている。いい服を作りたいという意思が強く、コツコツ努力をする才能がある。かつて日本が経済急成長したように、それはベトナムでも起こりうる」とベトナム人の勤勉性、綺麗好きの国民性を好意的に捉え、日本国民との近似性と重ねつつ未来予測した。

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