何世代にもわたって地元の人々や観光客に愛されてきたホーチミン郵便局の構内に、セルフフォトブースが設置された。外観は昔の公衆電話ボックスをもとにしたクラシックなデザインだが、フォトブースの内部は黄色い壁に鮮やかな色彩で切手や消印、ノンラーなどのベトナムらしいイラストが描かれたポップなデザインになっている。
フォトブース周辺も装飾されていて、ガラス窓からは柔らかな光が広場に差し込む。フランス植民地時代から街のシンボルであり続けたゴシック建築の歴史的建造物のレトロな空間に作られたこのエリアは、「古き良きサイゴンの雰囲気がありながら、最新のスタジオのよう」と、多くの若者を魅了している。歴史とモダンが融合したこの場所は、アオザイのような伝統衣装でも現代的なストリートファションでも様になると、高く評価されている。
一般的なフォトブース同様に、いくつかの選択肢の中から好みのフィルターが選べ、撮影した写真はその場ですぐに印刷される。加えてブース内での様子を撮影した動画と写真をダウンロードできるQRコードも発行される。料金は1回10万~13万VNDと少々高めだが、ホーチミン市の中心部、他の観光スポットからのアクセスも良く、懐かしくも新しいこの体験には10万VNDの価値があると考える人が多いようで、毎日多くの人が写真撮影を楽しんでいる。サイゴン中央郵便局は「郵便局」や「観光地」といった枠だけには収まらない、付加価値のあるシンボルにアップデートされつつある。

こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!

































