嵐による土砂崩れに見舞われて森林に通じる主要道路が寸断されて以来、3年にわたり閉鎖されていたソンチャー半島の道路が、9月16日に復旧再開した。ダナン市中心部から約10km、面積4400ha以上を誇るソンチャー半島は、森と海が融合した独特の自然景観と森林生態系を有し、ダナンの「緑の肺」と称される。ソンチャー半島には、ダナン地区最高峰のバンコー峰、リン・ウン寺、ヘリテージ・ツリーとして有名な樹齢100年のガジュマルの木など、数多くの名所が点在している他、「霊長類の女王」として知られる希少なアカアシドゥクラングールの生息地としても知られている。
この度復活した観光ルートは、ソンチャー半島の貴重なエコツーリズム資源のひとつ。特にホアンサ通りの交差点(バイバック通りとインターコンチネンタル・ダナン・サン・ペニンシュラの交差点付近)から始まり、ガジュマルの木まで続く約5kmのウォーキングルートは、「唯一無二の観光ルート」と呼ばれ多くの人に親しまれている。道中では原生林の新鮮な空気、独自の生態系、そして運が良ければアカアシドゥクラングールとの出会いを満喫できる。なお環境保護と訪問者の安全確保のため、同ルートは歩行者、ピクニック客専用となっており、車両での侵入は原則全面的に禁止されている。また通行可能時間は、午前7時30分〜午後5時30分頃(乾季は〜午後6時30分頃)のみに制限されており、ドローンの使用や撮影が禁止されている区域も一部あるのでご注意を。

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