ハノイで3歳~世界基準の教育ならISPH▶詳細

蓮の実餡とアヒルの塩漬け卵黄入りの月餅の新しい食べ方とは?

中秋節に向けて早くも、蓮の実餡(蓮蓉)とアヒルの塩漬け卵黄入りの月餅「蓮蓉蛋黄大月餅」がSNS上で話題になっている。蓮の実を原料として作られる伝統的な蓮蓉の風味と塩漬けの卵黄のまろやかさが融合したこの月餅は、今なぜ注目されているのか。

まずは大きさと価格。卵黄が4つも入っている一個約400gという驚きの重さの大月餅もあり、いくつもの卵黄が入っている蓮蓉蛋黄大月餅は、1個30万VND、2個59万VND程度で販売されている。材料、大きさ、品質を考慮すれば妥当な価格だと考える人が多いようだが、価格に見合うだけの圧倒的な味を期待する人も少なくない。

次は食べ方。月餅は本来ホールケーキのように扇状の三角形に切って常温のまま食べるのが一般的だが、今年は冷蔵庫で数時間冷やしてから薄く平らに潰し、格子状に細かく切り分けて食べるという食べ方が流行している。この方法で食べると塩漬けの卵黄が全体に均等に行き渡り、最初から最後まで塩気、甘味、食感、すべてバランス良く楽しめるとのこと。

蓮の実餡とアヒルの塩漬け卵黄入りの月餅への関心は、食レポ動画や食べ方を紹介する動画などを通じて、依然として高まり続けている。味を楽しむだけでなく、食べ方、見せ方、感覚や物語まで探究するSNSの投稿からは、伝統を重んじつつも常に新しい体験を求める現代の消費者の様子がありありと伝わってくる。皆で分かち合うために作られる中秋節のシンボル月餅は、今年もより一層中秋節を盛り上げている。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
    PAGE TOP