ホーチミン市の若者の間で、テニスとスカッシュを組み合わせたメキシコ発祥のラケット競技「パデル」の人気が高まっている。パデルは20m×10mの強化ガラスと金網に囲まれた長方形のコート内でプレーされる競技。強化ガラスや金網にリバウンドしたボールも返球できるなど、ルールが柔軟で、ラケットも軽量なことから、テニス程の高い身体能力やスタミナ、プレー経験は不要で、初心者でも比較的気軽に挑戦しやすい。基本はダブルス形式でチームワークが重要となるため、自然とプレーヤー間の交流が活発になる社交的なスポーツでもある。
ホーチミン市内のパデルコートのレンタル料金は、1時間当たり40～60万VND程度が相場。ラケットは1回あたり5万～10万VND程度でレンタルできるため、費用をあまりかけずに気軽にパデルを体験してみたい初心者にも最適。本格的にプレーしたいと感じたら、ラケット、専用シューズと一緒にメンバーシップを購入すればコートを優待価格でレンタルできる。ホーチミン市内で複数のパデルコートを経営する「Vietpadel」のオーナーも「パデルはスポーツを愛する者なら誰でもプレーできるスポーツです」と温かく迎えてくれる。
費用が手頃でルールも分かりやすく、活気のあるコミュニティに仲間入りできるパデルは、短期間で急速にベトナムの若者に浸透している。エンターテイメント性、運動、社会的交流を融合させたパデルは今後数年間で最も人気のあるスポーツのひとつになると予想されている。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
