南部解放記念日とメーデーに伴う連休 ホーチミン市に人が集まる予想

南部解放の日(4月30日)は歴史的な節目であり、国家のために戦った人々の功績を振り返る大切な機会でもある。ベトナム南部解放・国家統一50周年にあたる今年は特に、ホーチミン市をはじめ各地で祝賀ムードが高まっている。

数日前よりホーチミン市の市街地の上空を、戦闘機や軍用ヘリコプターが低空飛行する様子を撮影した画像がSNS上で注目されていたが、これがベトナム空軍による祝賀飛行のリハーサルだと知れ渡り、市民の期待と興奮はますます高まっている。ホーチミン市民の多くは50周年の記念行事を見るべく、今年の連休は旅行をせずに市内に留まることを選択している様子。記念行事のハイライトは、30日の午前8時に1区のレ・ズアン通り、統一会堂前で開催される予定の大規模パレード。軍隊、警察、各界の代表者など35以上の団体が参加する同行事では、21発の礼砲発射、軍用機のデモ、放鳩などが行われる予定だ。

歴史的なイベントを見逃さないよう、国旗を手に赤地に黄色い星の付いたTシャツを身に纏い、午前3〜4時の会場集合を計画している人も多いようだ。幼い子供連れや混雑を避けたい人のなかには、レ・ズアン通りが見下ろせるホテルの部屋を2か月前から予約した人もいる。過去にも同行事に参加した人は「旗や花が空を埋め尽くし、歓声があちこちに響き渡る賑やかな雰囲気を実際に感じるには街中が一番です!」と話す。SNS上でも関連する投稿が急増しており当日は1万3000人以上の参加者が見込まれている。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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