ハノイに行ったら足を伸ばして訪れたい「バッチャン陶芸博物館」

首都ハノイには、ベトナムの文化や歴史的建造物を保護する博物館や観光名所が数多くある。なかでも「バッチャン陶芸博物館」は、ベトナム土産として根強い人気を誇るバッチャン焼きへの理解を深めることのできる人気観光施設として良く知られているが、建物自体がひとつの作品のようであることから、SNS用写真撮影スポットとしても若者たちに人気がある。

バッチャン陶芸博物館は、ハノイの中心部から約20km離れた、バッチャン村から程近い、ザーラム県の約3700平方メートルの敷地内にある。レンガや瓦屋根に見られるテラコッタブラウンを基調とした博物館の建物は、大規模でありながら繊細さが感じられる建築が特徴。現代建築と伝統建築を融合させたこの建物は、古典的な陶芸と現代のデザイントレンドの交差点を表現しているとのこと。伝統的でありながらモダンな雰囲気を醸す独特の美しさは一見の価値がある。

バッチャン陶芸博物館は、時とともに徐々に失われつつある工芸村バッチャン村の優れた文化の保護と発展を目的に、2022年に建てられた。同博物館は6つのエリアに分かれており、展示スペースだけでなく、カフェ、ショップ、オークションなどが開催されるイベントスペースも併設されている。展示エリアの入場料は5万VND。子供5万VND、大人7万VNDで初心者でも陶器制作に挑戦できる陶芸体験ワークショップも開催されているので、見学だけでは物足りない方は、オリジナル作品をお土産にしてみてはいかがだろうか。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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