税関総局によると、年初9カ月における対中貿易額は約1500億米ドルで、貿易収支は前年同期比70.1%増の約614億米ドルの貿易赤字となった。そのうちベトナムの対中輸出額は前年同期比1%増の約440億米ドル。10億米ドル超の輸出品目は10品目、そのうち100億米ドル超は電話機・部品で約108億6000万米ドル。農産物も主力輸出品目だが、付加価値は低い。
対中輸入額は同32.5%増の約1050億米ドル。10億米ドル超の輸入品目は15品目に上る。
主な輸入品目は製造用の原材料や部品で、中国との輸送距離や地理的条件などの優位性から、ベトナムは対中輸入を優先している。中国商務省アジア局によると、中国は2004年以降はベトナムの最大貿易国、さらにベトナムは2016年以降は中国にとってASEAN最大の貿易相手国となっており、特に青果物の貿易が拡大しているという。
※引用元:Bao Dau tu 10月12日
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