トゥードゥック市のリン・ドン通りに今年の初めにオープンしたカフェ「Tiệm cà phê Noọng Ơi」は、ベトナム北西部式の瓦屋根の木造の一軒家と緑豊かな庭園が特徴で、毎日数千人の客を迎えている人気店。「エデンの園」と呼ばれる広大な庭園には、高木、中木、低木、つる植物を組み合わせて立体的に配置し、熱帯雨林の多層構造を再現。360度緑に包まれるこの場所に多くの人が心を奪われている。
カフェは屋内と屋外の2つのエリアに分かれており、総面積は1000㎡以上。フィロデンドロン、モンステラ、グロリオーサム、シダなどの温帯植物、つる植物、低木や苔玉を含む5000本以上の植物が飾られている敷地内はカフェというより植物園といった風情。また紫陽花の花が咲く季節には、ダラットから直送された約1000本のアジサイが庭園を華やかに彩る。いくつかのゾーンに区切られている屋外スペースには、植物だけでなく小川や木製の橋、ミストシステムも設置されており、訪れた客は散策や写真撮影を楽しむことができる。ガーデンエリアには、自然豊かな風景を楽しみたい人のために、庭園を見下ろすスタジアム風の席も設けられている。
都市部にありながらもリラックス効果抜群のこのカフェについて、客たちは「店内は広く、木々や花がたくさんあって自然と調和しています。ゆっくりと景色を眺めながらコーヒーを楽しむのに最適です」と口を揃えて言う。エデンの園の他、撮影場所としてグラスガーデンも若者に人気だ。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!