90年代半ばに日本で誕生し、画質、仕様、性能、コラボや限定版など、日本と韓国を中心に様々な変化や発展を遂げながら、いまだに根強い人気を誇るプリクラ、プリ機ことプリントシール機。ベトナムでは2000年代に一時的に流行し、その後は人気が下火になっていたが、最近若者の間で韓国プリクラ「Photo Booth」が人気を集めている。
スタジオに行く手間なくショッピングモール内で手軽に撮影し、フィルム写真のようにプリントしたものを手にできるプリ機は、もとより写真を撮ることが大好きで、日々の思い出を形に残したがるベトナムの若者たちにとっては非常に魅力的。さらに少しレトロな要素が加わった韓国風の可愛らしい雰囲気の写真が撮影可能とあって、韓国プリクラは若者たちの心をがっちりと掴んでいるようだ。
撮影手順は非常に簡単。まず写真の枚数やサイズを選び、支払いを済ませる。料金はサイズによって異なるが、1枚あたり7万〜20万VND程度と手頃。撮影時間は、1ショットにつき10秒間。撮影後はお好みで写真を編集したり、エフェクトや色を追加したりしてからプリントできる。また日本や韓国と同様に、撮影を一層楽しくするために可愛い小道具、アクセサリーや衣装を用意している店も多い。
写真のサイズは自由にカスタマイズできるので、小さなサイズを選んで財布に入れたり、友達同士で分け合ったりする人が多い。若者の中には、スマートフォンで写真を撮ることを逆に「古い」と感じる人もいるようだ。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!