カットライ港で輸出貨物が紛失

ベトナムコショウ・スパイス協会(VPSA)によると、ホーチミン市のカットライ港で一時保管中の輸出貨物のコショウおよびコーヒーの一部が紛失した。紛失被害を届け出たのは少なくとも5社で、2023年9月から2024年4月にかけて輸出量の7〜28%が紛失したという。いずれも輸出先から「納品重量が契約重量より少ない」との指摘を受け発覚した。

輸出企業側によると、コンテナ積載重量は、工場出荷時と、カットライ港に搬入時で合致していることから、同港で貨物が一時保管中に紛失した疑いがある。

VPSAはこれを受け、6月11日に、ベトナム海事局(VINAMARINE)、およびSaigon Newport総公社に対し、港湾への搬入貨物の監視強化や安全対策の実施、さらに関連当局と連携して調査を実施し、港湾の責任下で発生した場合には、補償も含めた対策を講じるよう建議した。

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