ツバメの巣の生産量が激減 〜気候変動が影響〜

ベトナムツバメの巣協会(VSFA)によると、干ばつの長期化など気候変動の影響で、ツバメの巣の数は全国平均で20〜40%減となっている。農業農村開発省によると、全国には、42の省・中央直轄市でツバメの巣の養殖場が約2万2000カ所ある。特に、メコンデルタ地域や、東南部、中部高原地域、中部海岸地域、一部の北部の省に集中する。

ベトナムにおけるツバメの巣の年間生産量は約150トン、その価値は約6億米ドルに上る。中国は最大の消費市場で、消費量は年間約300トンで、世界全体の約80%を占める。品質については、中国市場の支持を得ており、他のアジア諸国よりも評価が高い。現時点で、国内の企業45社がツバメの巣の対中輸出を登録している。そのうち9社については、中国の税関当局から輸出者識別番号が発給されている。

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