ミロがハノイで手作り感満載の可愛いスイーツ「ミロキノコ」に変身

続々と新スイーツが生まれるハノイで今度は、ネスレ社のチョコレート風味麦芽飲料「ミロ(MILO)」を大変身させた新スイーツが話題になっている。 

ホアンキエム地区のハンヴァイ通りで、花形のチョコバナナなど、少し変わった軽食などを販売するミルクティー店を営む33歳のThu Huyềnさんが数週間前に発売開始したこの新商品は、地面から生えるきのこのような外見が特徴のかき氷「ミロキノコ」。直径15cm程の竹製の蒸し器の中に80gのココアパウダーと削り氷を詰め、表面にはミキサーにかけて細かく砕いたココアクッキーをトッピングして地面を再現。キノコの石づきの部分は練乳のゼリー、傘の部分はアイスクリームサンドイッチ用のクッキーとミロ味のゼリーでできている。

最も重要かつ難しい作業は、キノコの形を作ること。キノコの成形には、成形後に型から外しやすいようシリコン型が使われている。キノコがしっかりと立つよう、石づきの部分は傘の部分と同じくらい太く、エリンギのような外見が可愛らしい。客はスコップ型のスプーンでキノコの傘を軽く叩き、キノコが揺れる様子を楽しんでいる。

値段は1個3万5000VNDと普通のかき氷よりは高め。ファンタジーな見た目には値段以上の満足感があり、多くの若者がSNSに投稿する写真を撮るためにミロキノコを注文している。作るのに手間がかかること、また急激に人気が爆発したことから、店舗は常に混雑しており、待ち時間は覚悟して訪れる必要がありそうだ。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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