ハノイ市ハドン区ズオンノイ街区にある広大な公園がようやく一般に公開され、多くの市民が喜びの声をあげている。ハノイ市内には緑に覆われた公園がたくさんあるが、この公園は東南アジアでは初となる屋外天文学公園とあり、注目度は高い。
同施設は2020年に完工していたものの当局から供用の許可が得られず4年間放置されていたが、この度仮供用が認められ、一般公開に至った。そのため一部整備が必要なエリアもあるが、迫力のある建築物がランドマークとなっていて、ハノイの若者や宙の不思議に魅せられた天文ファンにとってはとても興味深い場所であることは間違いない。
天文学公園の面積は12ha以上。世界で初めての天文学公園として名高いロシアのカザン連邦大学天文台とほぼ同じ広さである。天文学公園の中心部には、6ヘクタールの面積を誇るバックホップトゥイ湖、星座広場、ギャラクシー庭園、UFOゾーン、エイリアン広場、ブラックホールプールなど、天文学を共通テーマに構築された様々なエリアが設けられている。園内にはアルバート・アインシュタイン博士やスティーヴン・ホーキング博士といった著名な物理学者の像がある他、ベトナムではお馴染みの不思議なモニュメントも点在している。
訪れた人々は、幅広い年齢層の子どもたちが、年齢に適した遊びや学びに没頭できる広々とした公園が開放されたことを心より喜んでいた。地元住民だけでなく、ハノイ市全体の住民にとっても価値ある場所になることが期待されている。
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