VNA、航空機材2割を運航停止 ~P&Wエンジン点検で~

2月28日、ベトナム航空(VNA)は、同社が運航する航空機材のうちエアバスA321型機12機が点検のため運航停止することを明らかにした。これらは同社の主力機材の20%に相当する。

プラット・アンド・ホイットニー(以下P&W)社製のA321およびA320neo向けのエンジンに関わる問題で、機材の点検が必要となり、全世界で航空機材3500機に影響が出ている。以前は、エンジン部分の点検は所要日数が100~120日だったが、現時点ではサプライチェーンの寸断で部品や設備の調達が困難となり、点検に250~300日を要する。

VNAは残りの機材を駆使して、運航スケジュールを維持するために稼働率を上げる必要がある。ここ最近は、国内線の航空運賃が上昇しているが、航空機材の不足や稼働率の低下も要因となっている。

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