統計総局は、空間別生活費指数(SCOLI)2021年版を発表した。ハノイは、100%と国内で最も高い数字を今年も記録し、前年に続きトップを維持している。
上位5つの市・省は以下の通り。1位ハノイ市(100%)、2位クアンニン省99.5%、3位ホーチミン市(98.98%)、4位ダナン市(96.4%)、5位ハイフォン市(95.58%)。2位のクアンニン省は、2020年と比ベ4位上昇している。同省は、観光と海洋経済の包括的な発展を狙った開発センターなどの開発を促進し、近代的なサービスと産業を発展させた。北部と全国の主要経済地域を結ぶ玄関口として、経済をダイナミックに発展させたことにより、商品およびサービスの価格が他の地域と比べ飛躍的に高騰した結果となった。
予想に反したのはホーチミン市の3位への降下。衣服、帽子、靴などの一部の地場製品の平均価格が低下し86.7%、文化・娯楽・観光は91.1%、家電製品も94.1%と振るわなかったが、飲料・タバコ類111.38%、郵便および電気通信112.6%、その他の商品およびサービス110.6%、教育113.2%とサービス関連では1位のハノイよりも高い数字を記録している。
一定期間における地域の生活費の変動の傾向とレベルを反映する全国的な統計指標であるこの「空間生活費指数」は、社会経済開発政策を策定し、飢餓撲滅と貧困削減、苦難手当、賃金補助金などに関する政策の実施結果を評価するのに役立てられている。
編集ライターB?o
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