バクダン港公園が、半年以上の改修期間を終え、1月末にリニューアルオープンした。公園全体が石で舗装され、小道の脇には芝生が植えられ、川岸には手すりが設置された。歩道、庭、樹木、照明、移動式給水システム等が増設された今回のバクダン港公園の総改修面積は、8000m2以上に及ぶ。
バクダン港公園の片側は1区のグエンフエ通りに面している。もう一方はサイゴン川に面しており、川の対岸にはトゥドゥック市街地を臨む。公園内にはエクササイズスペースに加え、休憩所、多目的エリア、撮影スポットもある。夕方になると、芝生の周りに設置されたランプが灯り、夜景が楽しめる。
モダンに生まれ変わったこの公園で、川沿いの景色と風を楽しむ人々は、今回の改修工事を高く評価している。一方で、トンドゥックタン通り沿いの並木道にあった古い木々が伐採されたことを嘆く声も。新しくなった公園には緑が多いものの、そのほとんどは観賞用の小さめのフェニックスやヤシの木だ。そのため日陰がなく、地元の人々は日差しの強い日は早朝と夕方にしか散歩に行けないと不満をこぼす。また、公園周辺には駐車場がないため、トンドゥックタン通りに駐車車両の長い列ができることも問題となっている。利用者が車でも訪れやすいよう、改善が求められている。
グエンフエ通りから続くバクダン港公園は開放的で風通しも良く、市内の散策コースとしては申し分ない。観光客も地元民も気軽に訪れられる新名所になることは間違いないだろう。
編集ライターB?o
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