ベトナム民間航空局はこのほど、運輸省に対し、ベトナムで初となる貨物航空会社IPPエア・カーゴに対し、航空事業免許を付与するよう推奨した。民間航空局は同社がベトナム資本100%であるなど、事業免許取得に必要なすべての要件を満たしていると説明する。
IPPエア・カーゴはベトナムの複合企業アイメックス・パンパシフィック・グループ(IPPG)の子会社で、登録資本金は3000億ドン(約1313万米ドル)。IPPGが70%出資する。残り30%はIPPGのジョナサン・ハイン・グエン会長の一族が保有する。
グエン会長は当初、2021年中にIPPエア・カーゴを立ち上げる意向だった。一方、民間航空局は新型コロナウイルスの流行拡大を受け、事業免許の検討を保留していた。
IPPエア・カーゴは今後、機材運営許可など実際の運航に必要なそのほかの免許の取得を目指す。同社はまず、機材5機で運航を開始し、5年以内に機材の数を10機に増やす意向だ。また初年度の売上高として7100万米ドルを確保する目標だという。
引用元:VnExpress 3月2日
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