社内規程では従業員に始業時間の厳守と終業時間後では残業時間の正確な記入を求めていたとして、とある従業員が道端で困っている人を助けたために始業時間に遅れ、その分を補填しようと残業時間を過少申告しました。コンプライアンス上はどのように考えるべきでしょうか?






しかし、一般の法令も同様なのですが、このようなルールというのは特定の価値観を守るためにとりあえず文言化された道具なのです。何のためにあるのか分からないまま運用するとこのような消極的な構造が生じるように思います。

重要なのは、ここからでして、なぜアウトなのかセーフなのか、その理由に関する部分にその企業やルールの価値観が強く現れます。コンプライアンスという場面で本来的に重要視すべきなのは、ルール自体ではなくこの価値観です。また、言い換えれば、いくら規程や周知を図ったところで、このような価値観が伝わっていなければコンプライアンスとしては表面上の機能に留まりやすく、いざというときに真価を発揮する可能性は下がってしまいます。










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