大規模リゾート開発の影で1000世帯が忘却のかなた

中部クアンナム省で進行中の大規模リゾート開発計画地に暮らす住民たちは、進まないプロジェクトと老朽化する自宅の間で不安な日々を過ごしている。

ホイアンから車で15分の場所に計画されているカジノリゾート「ナムホイアン」は、総面積1000ヘクタールの大規模事業。2010年に計画が承認され約2千世帯が立ち退きの対象となったが、今年9月現在で立ち退きが完了しているのは半数以下の979件という。

自宅が立ち退き対象となった女性は「2011年に計画のことを聞かされて以来、立ち退きについては音沙汰なし。老朽化した家を修理するにも毎回公式な許可が必要で、都度長い時間と大きな労力を割かなければならない。」と漏らす。

開発担当者は、世界的なパンデミックの影響で地元住民の再定住計画に遅れが生じたことに加え、プロジェクトの投資元も何度か変わったため、保障面などで混乱を与えてしまったと述べている。

引用元:VnExpress 9月11日
※本記事はソースの翻訳情報のため、内容が変更される場合もあります。

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