旅行調査会社The Outbox Companyが昨年末に韓国、日本、台湾を含む北東アジアの観光客約2000人を対象にベトナム旅行に関する意識調査を実施。日本人・韓国人観光客は海外旅行で行きたい国としてベトナムを上位に選んだものの、ベトナムに対する知見は浅いことが明らかになった。ベトナム国家観光局によると、2022年の外国人訪問者数は約340万人。国別訪越外国人旅行者数では韓国が最多で、約80万人が訪問した。日本、台湾も上位に入っている。
今回の調査では、外国人観光客のベトナムに対する認識レベルは、7段階中4.1で、平均をわずかに上回るにとどまった。日本人回答者の62%が「比較的知識がある」、21%が「ほとんど何も知らない」と回答。同調査では、韓国、日本、台湾の3か国の旅行客に関しては、大規模な広告やプロモーションキャンペーンではなく、主に個人のブログや旅行サイトなどのウェブ上の情報を介してベトナムの観光情報を検索する傾向も明らかになっている。上記の数字は、適切な潜在顧客層にリーチする広告やプロモーションキャンペーンの不足を反映した結果ともいえる。
またこの3か国の旅行者にとって安全性は最優先事項であり、40%以上が海外旅行の際に、2つ星以上のランクのホテルを選ぶことも明らかになっている。それぞれの市場を個別に見ると、韓国人観光客は滞在地、台湾人観光客は交通の便を重視する傾向があり、日本人観光客は料金に見合う体験を求める傾向が強い。
編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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