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環境への意識が高い若者らが、ホーチミン・ハノイ市各地で清掃活動|週末に読みたい!ベトナム時事ネタ帳

ゴミで溢れかえる真っ黒な川に胸まで浸かり、ゴミを拾い上げている若者たちの動画がSNSで拡散され、波紋が広がっている。

清掃作業を行なっているのは「グリーン・サイゴン・グループ」。インドネシアで河川清掃活動を行うユースグループ「パンダワラ」に触発され、グエン・ルオン・ゴックさんとホー・ヴァン・ヴィさんが立ち上げたユースグループだ。当初は路上のゴミを片付けていた2人だが、河川のゴミの多さに気づき、現在の活動を始めたという。たった5名で始めた活動であったが、SNSを介して認知度を高め、運営開始わずか3か月にして多くの学生や新社会人が賛同、参加。100名以上が参加する清掃活動を取り仕切り、地域の人々の環境保護に対する意識向上に貢献する、10名以上のコアメンバーを抱える組織に成長した。

同グループはこれまでにタンビン区のヒーボン運河、ビンタイン区のスエンタム運河を始め、ゴーバップ区などでもいくつもの運河を清掃してきた。保護具や掃除道具の購入費などの運営資金は、メンバーが各々の仕事で得た自費で賄われている。運河の清掃作業は6~7時間続く。ゴミが多い場所、地形の悪い場所での作業は10時間以上に及ぶこともある。

ハノイでも同様のグループが設立されており、トーリック川など、都心部の20 以上の河川で昨年末から清掃活動を開始している。これらの活動を支持する声は多いが、機械ではなく手作業で清掃することに、メンバーの健康面での安全性を心配する声も聞かれる。

編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!

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