中国最大の光学機器メーカーであるサニー・オプティカル・テクノロジー(舜宇光学科技)とベトナム北部タイグエン省はこのほど、総額25億米ドルに上る投資拡大計画に関する契約を交わした。調印式には、ベトナムのチャン・リュー・クアン副首相が出席した。
サニー・オプティカル・テクノロジーは、タイグエン省イエンバイ工業団地の26~40ヘクタールの用地に最大で30億米ドルを投じて事業拠点を開発する計画を打ち出している。この拠点ではカメラのレンズや自動車用光学機器を生産する見通しだ。
タイグエン省により投資許可が付与された後、新拠点の建設には5年かかる見込み。自動車向けの電子工学分野の投資として大規模なものになるという。
また、サニー・オプティカル・テクノロジーは20億~25億米ドルで、ベトナムへの技術移転を加速することを目的に、ハイテク研究開発(R&D)センターを設置することができると説明する。
同社は現在までに、タイグエン省、ビンフック省、ハノイ市の各工業団地で4件のプロジェクトを実施している。このうちタイグエン省への投資額は現在までに1億1000万米ドルに上っている。
引用元:Vietnam News 3月9日
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