4月26日愛媛県西条市の小中学校35校の学校給食で、フエ市の名物料理ブンボーフエが提供された。学校給食におけるブンボーフエの提供を決めたのは西条市の市長。子供たちがベトナムの文化についてもっと学ぶことができるようとの思いから提案された。
牛肉と米粉を主な材料としたフエ市の名物料理ブンボーフエ。日本のメディアでは「牛肉ライスヌードル」と紹介され、多くの生徒が新しい料理を食べる体験への興味と喜びを示したと報じられた。給食試食前にはフエ市提供のメッセージ動画の視聴も行われた。試食した生徒たちは、ブンボーフエを「ラーメンに似ている」と表現し、ベトナムの古都の名物料理をまた食べたいとの感想を述べている。
フエ市と西条市は2018年に友好都市提携を締結。両市の友好都市提携は現在まで続いており、文化芸術やスポーツなど多くの活動を通し定期的に交流を行なっている。今回の給食におけるフエ市の名物料理の紹介は、友好都市提携を結んだ記念月である4月に、改めて市内の生徒たちのベトナムに対する興味を喚起し、ベトナム文化への理解を深めるために行われた活動の一つだ。玉井敏久市長は2021年5月にフエ市を訪問し、両地域の協力強化のための方策について話し合っている。
ベトナムのネチズンは、給食でブンボーフエが紹介されたというニュースに喜びを表している。今後もベトナムの伝統料理が多くの国で給食メニューなどに追加され、ベトナム料理がより多くの人に認知されることを願っている。
編集ライターB?o
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