ホーチミン日本商工会議所(JCCH)は、日系企業会員各社の支援のもと、ホーチミン人文社会科学大学日本学部で日本語を学ぶ学生29人に、5000ドルの支援金を贈った。新型コロナウイルスの影響などにより経済的に困難な学生が対象で、今回の支援が学業継続の一助となり、将来的に日越両国の懸け橋となることが期待されている。
1月12日に支援金授与式が行われ、在ホーチミン日本国総領事館の渡邊総領事やJCCH水嶋会頭、水野委員長などが出席した。
学生代表挨拶を行ったTran Quoc Vietさんは「コロナ禍で両親が職を失い、アルバイトをすることも難しく、経済的に非常に困難な状況となった。その様な中で今回JCCHより支援いただけたことを大変嬉しく思う。将来は日本とベトナムの架け橋となるよう、一生懸命勉学に励みたい」と御礼の言葉が述べられた。
また、田舎に戻っている等の理由で出席できなかった学生からの感謝の手紙がJCCH水嶋会頭へ渡された。