目指すは駐在員のビジネスパートナー 新店「Lounge蓮華」の千智ママを知る5つの質問｜ベトナム・ホーチミン市

Vetter：これまでの経歴を教えてください。

千智（ちさと）ママ：高校を卒業して看護師になったのですが、仕事を少し辞めた時期があって、その時に母の経営するラウンジのお手伝いをしていました。このお仕事のノウハウは母から学びました。ベトナムに来るまでは、母のお手伝いをする傍ら看護師として働いていました。

病院の同僚看護師のなかにはベトナム人の看護師さんもいたので、ベトナムには興味を持っていました。お店のお客さんや知人の後押し、周りの皆さんのご協力もあり、旅行で来たことすらなかったのですが、ここベトナムで尊敬する母と同じ仕事に挑戦することを決めました。

Vetter：学生時代はどんな学生でしたか？

千智ママ：ごく普通の学生でしたね。中学1年とき怪我が原因でバスケ部を辞めて、それから学生時代はずっと帰宅部のまま、青春を謳歌していました。実は、小学生の時はすごく足が早くて、陸上競技会の100mレースで山口県一位になったこともありました！変わったことといえばそのくらいですかね(笑)

Vetter：この仕事の面白いところは？

千智ママ：正直、以前は私には向いてないんじゃないかと思うことが多々ありました。でも今は、このお仕事が楽しくて、大好きなんです。来てくれたお客様が笑顔になって帰っていかれる姿をみると本当にうれしいんです。お客様が、日頃の疲れやストレスを忘れて、笑顔になっていただける、そういうことに少しでも貢献できることがこの仕事のおもしろいところだと感じています。

また、たくさんのお客様と接していくうちに、仕草、振る舞い、発言、周りへの思いやり、目下の方への接し方など、その言動すべてに感心してしまうような方との出会いが増えました。「こんな大人になりたいな」と思える、心から尊敬できるお客様との出会い、そういう出会いもこのお仕事の魅力の一つです。

残念ながらこの仕事を恥ずかしいと感じる子もいて、個人的に色々相談されることもあります。この店でこの仕事のポテンシャルを理解して、ネガティブなイメージも払拭して、新しい価値観を持って欲しいと願っています。その気持ちの変化は接客にも表れて、お客様により良いサービスが提供できるようになると思っています。