ホーチミン市1区のホートゥンマウ通りとゴドゥクケ通りの交差点に出店する移動販売の花屋がSNS上で話題になっている。若者を中心に人気を集めている理由の一つは、豊富な花の種類。ヒナギク、チューリップ、ワックスフラワーなど、輸入花を中心に揃えているため、色や形が一風変わっていて人目を引く。もう一つの人気の理由はモダンなラッピング。店主のゴックさんは、包装方法を勉強し、包装紙も若者の好みのデザインを揃えていると話す。価格は1束数万VNDのものから80万VND以上のものまで揃っている。
ゴックさんは朝6時から花の販売を始める。移動販売店の周りには早朝から出勤前の若者たちが大勢集まり、職場に持っていく花を買ったり写真を撮ったりしている。以前から繁盛してはいたが、SNSに投稿されてからは若い客で混雑するようになり、最近ではわずか数時間のうちに200個以上の花束を売ることもあると話す。
ゴックさん一家は起業を夢に6年前にホーチミン市に引っ越してきた。最初は何をしたらいいのかわからなかったが、通りを散歩している時に、ホーチミン市内にはハノイのような移動販売の花屋がないことを不思議に思い、出店を決めた。当初は資金が少なく一般的な花しか販売できなかったが、若い世代の人々が珍しい花を好むことに気付き輸入花の販売に特化したという。
同エリアにはカフェも多く、花を買ってカフェで写真撮影をする人も。華やかな花屋の登場が、サイゴンの中心部に彩りと活気を加えている。
編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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