カフェで使ったカップを客は自分で片付けるべきか? SNSで論争されている。発端はカフェで使い終わった食器をカウンターに持っていく欧米人、そのままテーブルに放置するベトナム人の様子を捉えた映像についてコメントをした投稿だった。
これに対し「このタイプの店で後片付けをするかしないかは各人の意識次第」「片付けもサービス料の一部。清掃はスタッフの仕事であり、客には清掃の義務はない」「自分で後片付けをしないのは配慮が欠けている」などの異なる意見が多数寄せられた。フォロワー数の多いインフルエンサーが意見を述べたことで、論争はさらに激化。「スタッフの仕事が軽減されるし礼儀正しく良い行動だと思うが、義務ではないので片付けをしない人を批判はしないし、片付けを強要するつもりもない」など議論が重ねられた。飲食店側は「清掃は店の責任なので、お客様が後片付けをされないのは当然だと考えています」とコメントしている。
世界展開する外資系チェーンが都市部を中心に進出してはいるものの、ベトナムにセルフサービスの考え方が導入されてまだ日は浅く、使用後の片付けについて混乱している人もいまだ少なくない。外資系チェーンは価格も高値。高値であれば良質の空間、サービス、食事が提供されて当たり前といった考え方もあるなかで、セルフサービスが受け入れられにくいのも理解はできる。ベトナム人と欧米人の行動比較として議論されたが、各国独自の生活様式と文化の影響も考慮されるべきではないだろうか。
編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
?ベトナム時事ネタ帳記事は、毎週更新中!その他記事は、こちらから