ファム・ミン・チン首相は12日、中央銀行と公安省に対し高利貸しから労働者を守るための政策を早急に行うよう求めた。
現在ベトナムでは、多くの労働者階級がパンデミックにより経済的に困難な状況に追い込まれ、高利貸しに手を染めてしまう件が相次いでいる。チン首相は12日、バクジャン県北部で行われたベトナム労働当局の会議に参加。高利貸し被害に遭った労働者などの話に耳を傾けた。
公安副大臣によると、高利貸しの手段は高度になっており、アプリやSNSなどを通じて勧誘する事例も多くみられるという。金利が月90~100%、中には700~1,000%という被害も実際に発生しているそうだ。中央銀行の副総裁も、労働者が高利貸しに頼らなければならない状況は銀行にも問題があると認め謝罪。利用できるサービス情報の周知や、融資条件の簡素化などに尽力したいとコメントした。
引用元:VnExpress 6月12日
※本記事はソースの翻訳情報のため、内容が変更される場合もあります。