ベトナムのコングロマリット(複合企業)ビングループはこのほど、5月中に、海外市場で5億2500万米ドル程度の債券を発行する計画だと明らかにした。ビングループは最大で15億米ドル相当の債券を発行する計画を立てており、今回の計画をこの一環だ。
債券発行で得た資金は債券発行のための費用に加え、ビングループ傘下の自動車メーカー、ビンファストによる自動車生産基地の整備に振り向けられる見通しだ。今回の債券発行は当初、2022年第1四半期(1~3月)に実施される計画だった。一方、当初予定より遅れたほか、2度に分けて実施されることになった。
ビングループの2022年第1四半期の売上高は18兆2000億ドンとなった。このうちビンファストの生産部門の売上高は3兆3000億ドンになったという。またシンガポール子会社のビンファスト・トレーディング・アンド・インベストメントは先に、米証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)を申請した。
引用元:Viet Nam News 5月6日
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