ホーチミン市内のホームレスや恵まれない人々のためにチャリティー活動を行っているというTikTokerが投稿した耳障りな言葉を使った動画が、激しい論争の火種となっている。
問題となっているのは「N? ? N?」と名乗る男性TikTokerが、バス停にいる老婦人に近づき、彼女が好きな食べ物を買ってあげたい、と話しかける動画。「与えられたものを食べる貧しい人々」という動画のタイトル、ならびに「こんにちは、寂しい冬の真っ只中にいる貧しいおばあさん」「貧しいのに食べ物を批判するんですか」などといった同氏の相手を蔑んだ発言に多くの人々が不快感と怒りをあらわにした。SNSユーザーはボイコットを呼びかけ、当局とTiktokにサイバースペース上の悪意あるコンテンツを処理する必要性を訴えた。
これに対しホーチミン市情報通信局は、不適切なコンテンツを含む動画を投稿したとして、N? ? N?に750万VNDの罰金を科す決定を下した。またTiktokの代表者は「ユーザーのクリエイティブな活動をサポートするが、コミュニティにとって安全なプラットホームを維持することは、我々にとって最優先すべき事項のひとつである」とし、問題となったアカウントを永久停止した。N? ? N?は不適切な表現を含むコンテンツで以前から何度もオンラインコミュニティの怒りを買っている。同氏は自身の行動について謝罪し、老婦人に対しても家を訪れて謝罪しているが、ネチズンは彼の謝罪を受け入れていない。
編集ライターB?o
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