先月末に開催された「ミス・グランド・ベトナム2022」の水着審査で、候補者が行った自己紹介の映像がSNS上で物議を醸した。水着審査では、候補者は自身の名前と代表地域名とを叫んで自己紹介するのが通例となっているが、審査員と観客により強い印象を残そうと、大声で叫んだり、振り付けを加えたりして、優美とは言い難い自己紹介をする様子が疑問視されている。
プロレスのリングコールを思わせるような自己紹介が続く状況に、SNS上では「もはや紹介じゃなくて叫び」「いったい何が起こるのかと困惑してしまう」「やり過ぎで、ミスコンテストらしい優雅さが失われている」「美しさ、才能、知識などを競うものとは分かっているが、エンターテイメント性は評価する」など賛否両論あるが、大半は肯定的。
ミス・グランド・ベトナム2022主催者側は「(映像ではなく)現場で見ると活気と迫力が感じられ、印象も異なるかと思う。名前のコールの部分は、各候補者が自身の出身地名を誇りを持って紹介する場であり、候補者の魅力と個性が伝わる表現、言葉、創造性が引き出される場面だと感じている。タイの大会や国際大会でも、このコールの部分の競争は激化している。ただし残念ながら本大会では望ましい効果を生み出しておらず、ベトナムの候補者のイメージを守るためにも、これ以上の発展を許可しない方針だ」と発表。10月1日の最終日には候補者が自身の名前と故郷を簡単に紹介するにとどまり、前夜のような大げさな表現はなくなった。
編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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