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この時期にしか見られない紅紫色に染まったビントゥアン省の百日紅|週末に読みたい!ベトナム時事ネタ帳

最近ソーシャルメディアの投稿で頻繁に目にする、1本の百日紅の木の写真。ビントゥアン省にあるこの木を多くの人が「ベトナムで最も美しい百日紅の木」と呼ぶ。毎年5月、6月になるとビントゥアン省では、百日紅の木が一斉に花を咲かせ、街が紅紫色に染められる。なかでも有名なのが、ハムトゥアンバク地区ホンリエム村、国道1号線沿いにあるヴォー・ヴァン・バンさんの家にある、百日紅の大樹だ。

バンさんが15年以上を育てているこの大樹。樹高は約4m、葉も均等に茂っていて樹冠も形良く、とても美しい。花はすべての枝に咲き誇り、木全体を紅紫色に染め、見る人々を魅了する。最初は日陰を作るためだけに植えられた木だったが、美しく成長して花を咲かせるようになり、多くの人が写真を撮りに来るようになった。ついには高額で木を買い取りたいと申し出る人もいたが、バンさんにはこの木を売る意思はないという。国道1号線沿いを歩く観光客は、この百日紅の大樹の写真を撮るために足を止め、写真を撮る人の列ができるようになった。多くの人からたくさんの愛情を受けていることに感謝したバンさんの家族は、訪れてくれる人たちがゆっくりと木を眺められるよう小さなレストランを開いた。

ビントゥアン省のこの百日紅の木の写真を見たネチズンは「とても美しい。最高の自然美。百日紅の木はこれまでたくさん見たけれど、こんなに美しい木は初めて見た。ビントゥアン省に行ってこの木の写真を撮らないのは勿体無い」などと賞賛している。

編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!

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