一攫千金の夢を見ることができ、当選しなくてもその収益金が社会的弱者の支援などに役立ててもらえるとあり、宝くじを購入する人はベトナムでも増えてきたようだ。
ベトナム南部のカントー市に「福の神(x?m th?n t?i)」と呼ばれる場所がある。この場所ではなんと数日おきに誰かが宝くじに当選し、数十万VND、数百万VND、特別賞などを手にしているという。カイラン区にあるオン寺の近くに住む人々は、ここ10年以上幸運を授けてくれる神の噂を耳にしてきた。神の近くに住む人々はしばしば宝くじに当選してきたという。この噂から、カイラン市場の宝くじの人気が上昇。カフェなどで食事をしていると「宝くじを買わないか」と誰かが声をかけてくるほどの名物に。しかしこの地域で売られている宝くじは大人気で早々に売り切れてしまうため、押し売りされることはないのでご安心を。通常は100~300枚程度しか売らないような規模の宝くじ売り場でも400枚以上の宝くじが売れている。運試しにと一度に宝くじを2~3枚買う客が最も多いが、常連客のなかは5~10枚程買っていく人もいる。
宝くじの購入者も販売者も、この地域では毎年旧暦の5月13日近くになると、宝くじの当選者が増加すると証言する。またカイラン市場の宝くじ売り場からは、毎年テト(旧正月)の時期にはジャックポットの当選者が出るとも話す。神の祝福なのか、幸運が偶然重なっただけなのか、いずれにせよユニークな地域文化が生まれたことは確実だ。
編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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