日本が世界に誇るキャラクター、ドラえもん。熱狂的なファンは世界中にいるが、ベトナムのファンはレベルが違う。パリ在住のベトナム人夫婦が、何日もの熟考の末に、我が子を「ドラえもん(Do Raemon)」と名付けた。この決断を下した理由について、母親のハー・リンさんは「私たちはドラえもんの大ファンです。子供が欲しいと考え始めた頃から将来の赤ちゃんをドラえもんというあだ名で呼んでいたのですが、最終的に本名にすることにしました」と話す。
またリンさんは「レイモン(Raemon)という名前には『賢こい守り人(真面目で強い意志を持って人生を歩み、常に他の人を保護する人)』という意味があります」と加え、夫妻が単にドラえもんというキャラクターが好きなだけで名前を選んだのではなく、我が子がすべての人を気遣い愛する強い意志と責任感を持つ人物に成長するようにという、親としての深い愛情と望みをその名に込めていることを明らかにした。
ベトナムでは過去にも、我が子をドラえもんと呼ぶ親の存在が報じられてきた。しかしいずれのケースも家庭内や地域内でのニックネームであり、公的機関に登録する名前としてドラえもんが選ばれたケースはこれが初めてとなる。リンさん夫妻の決断は多くの人々を驚かせた。一部のネチズンは「リンさん夫妻がフランスに住んでいることを考慮すれば、この名前はそれほど珍しくはないのでは」「名前の背後にはポジティブで深い意味もあり好感が持てる」などとコメントしている。
編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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