ホーチミン市3区のグエンフックグエン通りにユニークな新ショップ「ペトロール・ミルクティー(Petrol Milk tea)」が登場し話題となっている。一般的な屋台や台車ではなく、なんとガソリンスタンドの給油機(計量機)を使用してミルクティーを販売するこの店。給油ノズルのレバーを引くと、ガソリンの代わりにミルクティーが出てくる仕組みとなっている。
このガソリンスタンド型ミルクティーショップは、写真映えするユニークなものが大好きなZ世代の心をわしづかみにしている。ホーチミン市内に初登場した唯一無二の店ともあり、多くの客が足を運んでいる。ショップのメニューは給油ノズルの上部に記載されている。レギュラー、ハイオク、軽油の代わりにストレートティー、ウーロン茶、タイティーの3つのベースとなるお茶があり、価格は2万~3万5000VND。利用客は、セルフスタンドのように自分でノズルを手に取りカップにミルクティーを注ぐことができる。自分で体験できる面白さが、より多くの好奇心旺盛な人々を惹き寄せているようだ。
SNS上では実際に店を利用した若者たちによるレビュー投稿や写真が多数拡散されている。なかには「派手な演出の割にはメニューが普通すぎる」などの意見もあるが、話題性は十分だ。飽和感が否めないミルクティー市場。過去にはガソリンスタンド型ビールサーバーを使って自分でミルクティーを注ぐ店が流行したこともある。味や価格ではなくアイディア勝負になりつつあるようだ。
編集ライターB?o
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