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中秋節に向け買い物客と観光客で賑わう、色鮮やかなランタンストリート|週末に読みたい!ベトナム時事ネタ帳

中秋節(旧暦8月の満月)に向けて、この時期、5区のルオンニューホック(Luong Nhu Hoc)通りやハイチュンランオン(Hai Thuong Lan Ong)通りは、色鮮やかなランタン(提灯)が溢れかえるランタンストリートと化す。装飾品を販売する中小企業は、パンデミックを乗り越え、商売を再開できることに喜びを隠せない。早期から注文も入り商売繁盛の兆しも見えているようだ。

5区は古くから華僑が住み着き、ランタンづくりが盛んに行われてきた地域。様々な種類のランタンの製造販売を行う店が並ぶこの通りが、市場として機能するようになって半世紀以上が経つ。今では中秋節を象徴する、なくてはならない存在となっている。毎年9月になると店だけでなく、家々の軒先にも色とりどりのランタンが吊るされ、街全体が荘厳な祭りの雰囲気に包まれる。

ランタンストリートの長さは約200m。伝統的なものから現代的なものまで、大小さまざまなランタンが売られている。素材やデザイン、大きさによって異なるが2万~30万VNDの価格帯の商品が中心だ。中秋節には、家族全員が集まり先祖に供物を捧げるのがベトナムの慣習。夜が深け、通りが金色の月明かりで満たされると、人々は集まって月を眺めながら、緑茶を飲み、ケーキを食べる。また月を見て豊作や国運を占うのも中秋節の習わし。月が黄色であればその年は蚕業が豊作に、緑色は天災の兆し、鮮やかなオレンジ色であれば国が繁栄する年になるといわれている。”

編集ライターB?o
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探している。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!

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