自動車生産に欠かせない重要部品「オイルシール」の世界トップシェアメーカーであるNOK株式会社は7月26日、ホーチミン市郊外にあるベトナム工場の増築棟の本格稼働を開始したと明らかにした。
ベトナム工場(社名、ベトナムNOK)では、機能部品の「Oリング」や「オイルシール」を生産している。自動車産業の需要拡大に伴いOリングの生産能力を増強するため、約35億円を投資し1.4倍に増築を行った。これにより、敷地面積は4万4000平方メートルに拡大し、Oリングの生産スペースは約2倍の2万4000平方メートルになった。
25日に増築棟の落成式が執り行われ、本格稼働を開始した。NOKは、自然災害などによるサプライチェーンの分断回避のため、生産体制の海外への分散を進めている。
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