住友商事株式会社は3月24日、ベトナムの大手企業グループであるBRGグループと、食品スーパーマーケット「フジマート」の本格展開に関する株主間契約を締結したと発表した。積極展開を進め、2028年までに約50店舗の出店を目指す。
同社とBRGグループは、2018年にハノイ市でフジマート1号店を出店。現在までに3店舗の展開・運営を通じ、マーケット特性や事業性を見極めた結果、積極的な多店舗展開を進めるべく同契約の締結に至った。今後は、年間5~10店舗の新規出店を計画している。
フジマートでは、同社が首都圏を中心に約120店舗を展開する食品スーパーマーケット「サミット」のノウハウを活用した日本式スーパーマーケットのオペレーションを基盤に、現地のニーズに合わせた商品構成や売場づくり、鮮度管理などを行っている。