8月3日、国連安全保障理事会(安保理)は、公開討論「飢饉と紛争に起因するグローバルな食料不安」を開催した。米国のブリンケン国務長官が議長を務め、国連加盟国約80カ国の代表者が参加した。
席上、国際連合ベトナム政府常駐代表部のダン・ホアン・ザン大使は、食料安全保障(食料安保)の課題が深刻化する中で、紛争と貧困の悪循環を断ち切るために、国際社会のより一層の関与や協力が必要だとした。
ベトナムとしては、経済・社会の発展と食料安保は密接な関係があるとして、農業分野で温室効果ガスの低排出化や、気候変動への耐性を優先課題として取り組みを進める。将来は、食料分野のイノベーションでアジアの中心的な役割を担うことも視野に入れている。今後は、コメなどの農産物の安定供給を継続し、国際社会の一員として紛争による飢饉を解決していくことで、世界の食料安保に貢献するという。
引用元:Tuoi Tre 8月4日
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