香港上海銀行(HSBC)は、2023年におけるベトナムのインフレ率の見通しを3.4%に引き上げた。これは前回予測より2ポイント引き上げではあるが、ベトナム国家銀行が目標とする4.5%は下回る水準だ。
HSBCは、引き上げの要因としては、直近の2カ月間におけるインフレの急上昇によってリスクが高まったためとしている。具体的には、消費者物価指数(CPI)については、前年同期比ベースで6月は2%だったのが、9月単月には3.66%に上昇した。これは、石油やコメといったベトナムにおけるCPIの主要項目の値上げが続いた影響が大きい。
また、コアインフレ率は6月の4.33%から9月は3.8%に引き下げとなったものの、年初9カ月では前年同期比4.49%の上昇で、依然として高い水準となっている。
引用元:VnExpress 10月12日
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