VINAMILKがロゴを一新!新しいロゴに対する市民の反応は?

ベトナム最大手の乳製品株式会社ビナミルク(Vinamilk)が7月6日、ホーチミン市内でコーポレートロゴデザイン刷新の発表会を開催した。

今回のブランド刷新でロゴは、従来のエンブレム型から、ワードマークに更新された。力強さと自由さが感じられる手書き風のフォントで書かれた「Vinamilk」の文字は、シンプルながらも印象的で、同社が掲げる新たなブランド精神「いつも自分らしく」を表している。笑顔を表現した「i」の文字の点の部分の湾曲は、ベトナムを代表するブランドとしての偉大さと、同ブランドへの帰属意識を表現。「a」の文字の中心にある一滴のミルクと「Est 1976」の文字は、消費者の心の中に長年存在してきた同ブランドの価値観を思い起こさせる。

SNS上では「色が目立たない」「従来のロゴの方が良い」「文字の配置に疑問がある」などの不満の声も多く寄せられている。同様にデザインの専門家からも「ロゴにはミニマリズムの手法を採用しており、時代遅れになる心配もなく、実用性が高い」「背景色が工業・技術系の産業を思わせる」「ブランド名の下の『EST』の文字と『1976』を遠く離して配置したデザイナーの意図が不明。近くに配置するか完全に削除するべき」などの賛否両論が聞こえている。長年にわたりベトナム全土で親しまれてきたロゴだけに、新しいロゴが受け入れられるのには時間がかかりそうだが、メディア専門家は話題をさらったロゴ刷新をブランド戦略として高く評価している。

Bao
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます!
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