ベトナム初のサル痘患者ドバイからの帰国女性

保健省はベトナムで初のサル痘患者を確認したと発表した。サル痘に感染したのはドバイから帰国した35歳の女性で、3日現在ホーチミン市熱帯病病院で隔離治療中だが症状は落ち着いているという。

女性はドバイ旅行中の9月18日に悪寒や筋肉痛、頭痛などの症状を示しながらも、22日にホーチミン市に帰国。通院した病院でサル痘感染を疑われ、ホーチミン市熱帯病病院とパスツール研究所で検体を検査したところ陽性であることが判明した。

厚生省は彼女が帰国後に接触した人物の経過観察を進めると共に、国境ゲートや医療機関などでの監視を強化するとしている。

サル痘はウイルスによる感染症で主にアフリカで流行していたが、今年5月以降、欧州や米国等で市中感染が相次いで確認されている。多くの場合は数週間で自然に治るが、WHOはその広がりを受け7月に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。

引用元:VnExpress 10月3日
※本記事はソースの翻訳情報のため、内容が変更される場合もあります。

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