太陽暦の新年が終わり、テトに向けての準備は各地で着々と進んでいる。この時期は馴染みのある場所もいつもとは違う光景になる。ハノイ市、ホーチミン市のあらゆる場所で、テト前の年末の雰囲気を楽しもうと、アオザイを着て写真を撮る優雅な女性たちの姿が見られるようになった。
歴史的でロマンティックな場所が多数あることで有名なハノイ市では特に、テトが近づくとアオザイ姿の若者たちで通りが華やぐ。毎年ハノイ市内で最も人気の撮影地となるのは、旧市街のターヒエン通りだ。ターヒエン通りは週末になると、伝統的なアオザイからモダンなアオイエムまで、さまざまな衣装で着飾った女性たちで混雑している。小さな通りでも数メートルも歩けば10数人の優雅な女性の姿を見かけるほどの賑やかさだ。美しい花束を抱える可憐な女性たちは、通り全体を春色に染めてくれる。
ホーチミン市内も写真を撮る人々で賑わっている。毎年お馴染みの定番写真撮影スポットに加え、新しい写真撮影スポットもたくさん生まれており、新しい名所にも多くの人が訪れている。最近撮影地として人気上昇中の3区のホーコンルア(亀湖)やベンタイン市場周辺では、テトから春にかけて、多くのアオザイ姿の男女が写真撮影を行っている。古き良きサイゴンの雰囲気を持つベンタイン市場周辺には、モダンな衣装ではなく、昔ながらのアオザイがよく似合う。
SNSに次々に投稿される画像を見るだけで、各地でテトの雰囲気が日に日に盛り上がっているのがよくわかる。
こんにちは、バオです。フフリット大学日本語学科を卒業してVetterに入社。現在、日本語検定のN1取得に向けて猛勉強中。常にポジティブで、周囲の人を楽しませたいという性格。趣味は料理や映画鑑賞、そしてヨガ。週末は、料理をしたりカフェにいったり市内をサイクリングしたりして過ごす。日本人のベトナム愛がもっと高まるために、現地でホットなニュースや流行、有益なトピックを毎日探してます。もっとベトナムに興味を持ってもらえるようにネタ探しがんばってます！
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