ホーチミン市で、年配者が営む小さな露店をGoogleマップ上に登録する取り組み「Gánh Mưu Sinh」が注目を集めている。1992年生まれの男性が、SNSで見かけた高齢の行商人らの動画をきっかけに始めたもので、住所や写真、販売品、店主の情報をまとめ、利用者が直接訪れて買い物できるようにした。
10月15日時点で、市内では約130カ所が地図上に登録され、その後は専用サイトにも160カ所以上の情報が掲載された。Googleマップで名称を検索すると、屋台や小規模な販売店の場所を確認できる。動画を見た若者が実際に店を訪れ、商品を購入したり、店主と会話したりする動きも広がっている。
この取り組みは、目立ちにくい露店と新たな客をつなぐ点が特徴だ。これまで近隣客が中心だった店に遠方から訪れる人も現れ、売り上げや交流の機会につながっているという。大がかりな支援ではなく、地図上の情報を手がかりに、身近な買い物を通じて高齢の商売人を支える仕組みとして関心を集めている。

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