日本品質で挑む! ベトナム清掃革命

ベトナム南部でビルメンテナンス事業を手掛ける「HappyClean Japan」。ベトナムで15年以上の実績を持つ旧「HappyClean」社と日本で60年以上の実績を持つ「三峯産業」の老舗企業同士が合弁会社として設立した同社は、現地ベトナムでの強いネットワークと日本での確かな実績・技術・ノウハウを併せ持っている。

今回は、同社取締役副社長の大石誠氏に、ベトナム進出の背景や現地の清掃事情についてお話を伺った。

ベトナム市場への進出の理由とは?

進出には、3つの明確な目的があった。
①日本の技術を活用したベトナム企業の発展支援
②日本の人手不足の解消
③将来的にベトナムで活躍できる人材の育成だ。

1つ目の「日本の技術」には、安全対策、清掃技術、マナーのほか、洗剤の使用方法も含まれる。特別清掃では、日本製の洗剤やコーティング剤を用いることで建材の寿命を延ばし、環境負荷の低減にもつながる。2つ目の人手不足解消では、自社での採用・教育・管理によって、日本側のコストを抑えながら安定的に人材を供給することが可能となる。ベトナム側での採用と教育により、質の高い人材の継続的な確保が実現できるのだ。3つ目は、将来ベトナムでマネジャーとして活躍できる人材の育成だ。日本の安全対策や清掃技術やマナーを学ぶことで、清掃員としてだけでなく、現地の中核人材として成長してもらうことを目指した。

日本とベトナムの清掃の違い

大きな違いの一つはトイレの清掃方法から見ることができる。ベトナムでは高級住宅の共用トイレであっても、床が水浸しになっている場面がある。これは、床や壁全体に水をまいて清掃を行い、拭き取りを行わない清掃スタイルによるものだ。これはベトナムの気候や文化的背景に根ざしたものであり、一概に善し悪しを語ることはできないが、日本の「清掃後は乾いた状態に整える」という発想とは違いがある。
また、同社は高所清掃においては、安全性を最優先としており、安全管理体制の考え方や制度は、日系企業で培われた経験を生かして対策を徹底している。研修や品質チェックの場面でも、「四角い部屋は、丸く掃くのではなく四角く掃く」といった日本の基本的な通念を現地スタッフに共有することを忘れない。

なぜHappyClean?

「HappyClean」という社名には、「お客さまに幸せを届け、従業員も幸せになる」という企業理念が込められている。この理念のもと、定期的にスタッフの研修を実施し、企業理念はもちろん、日本のマナーやあいさつも指導している。
例えば、トイレ清掃中はお客さま優先でなければならないが、ベトナムでは「清掃員が優先」という場面に出くわすこともある。同社は従業員に「誰のために、何のために清掃をしているのか」を意識させながら、日々トレーニングを行っている。さらに、日本の清掃技術や安全基準を取り入れ、工場の普段手の届かない箇所に対する特別清掃サービスも展開している。高所部分まできれいにすることで、製品や従業員にとって良好な環境を提供できるだけでなく、建物の維持管理や火災リスクの低減にもつながる。「HappyClean」はこれからも清掃を中長期的な視点から捉え、価値を提供し続けていく。

会社名 HappyClean Japan JSC
住所 39 Cao Lo St., Ward 4, Dist. 8, HCMC(MAP
電話番号 0888-727-358
連絡先 makoto@happycleanjapan.com
Website https://happyclean.vn/

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