ナマズはベトナムの主力輸出品目だが、中国向け輸出の減少や、新たな競合の台頭など、世界的に状況は変化している。ベトナム水産輸出加工協会(VASEP)によると、中国産ナマズや、タイセイヨウダラ、スケトウダラなど諸外国産の食用魚が国産ナマズの競合となっている。
中国は、養殖ナマズを国内消費のほかに、東アジアや東南アジア諸国に輸出している。中国産ナマズは味がよく栄養価も高いが、価格が高いことから、アジア圏内の輸出にとどまっていた。
一方で、ベトナム産ナマズは価格面や供給量の安定から、大規模市場向けの輸出に対応しうるが、輸出価格は国際情勢や貿易障壁などの影響を受けやすい。諸外国の競争力が高まる中で、ベトナム産ナマズの品質向上や価格の引き下げ、食品安全衛生基準の厳守などで競争力の向上が求められる。
※引用元:znews.vn 12月15日
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